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どーもどーも、しょうたんです。
本記事では「矛盾」という言葉を紹介します。
2011年頃に『ほこ×たて』という番組がありましたが、この言葉にちなんだものでした。
学者さんや哲学者さんはこの言葉が大好物だよ!
それでは、ざっくり見ていきましょう!
「矛盾」をざっくり言うと・・・
ちぐはぐ。
「矛盾」の読み方・意味
「矛盾」は(むじゅん)と読みます。
「矛盾」の意味:言うことやすることに食い違いがあり、辻褄があわないこと。
物事に一貫性がなく、論理的に破綻している。
「矛盾」の語源・由来
「矛盾」の語源・由来は【韓非子】の難一篇に記載されている故事です。
中国戦国時代の楚の国で、矛(槍に似た武器)と盾(槍などを防ぐ防具)を売る商人がいました。
商人は自分の盾を「この盾はめっちゃ堅いから、貫くことができるものなんてない!」という。
また、自分の矛を「この矛は超鋭いので、どんなものだってぶち破ってしまうぜ!」という。
それを聞いてイラッとしたかわからないですが、ある人がスルーしないで質問します。
「では、あなたの矛でその盾を突いたら一体どうなるんだいっ!」
商人は返事に困り、答えることが出来なかったと。
はい、論破~♪と聞こえてきそうなスカッと話ですね。
【韓非子】とは中国の思想家、韓非の著書で権力の扱い方や法治主義・富国強兵について書かれています。
マンガ「キングダム」でも人気の秦の始皇帝も愛読していたと言われています。
他にも「信賞必罰」「逆鱗」「唯唯諾諾」「虎に翼」などが韓非子の出典とされているよ!
「矛盾」の類義語
「矛盾」の類義語には「自家撞着(じかどうちゃく)」「二律背反(にりつはいはん)」などがあります。
「矛盾」を用いた例文
「矛盾」には両立しない考えが含まれるため、混乱や信頼性の低下を招く原因になります。
しかし、前向きに捉えれば新しい発想や着眼点を見出すきっかけになるとも言えます。
・あいつ、言ってる事とやってる事が矛盾してるじゃないか。
・科学的理論は矛盾を発見することによって、さらに発展していくのだ。
・仮説Aと仮説Bは必ずしも矛盾しているとは言えない。
まとめ
今回の記事では「矛盾」について紹介しました。
かの有名なアインシュタインの相対性理論は、当時の物理学と矛盾したものでした。
しかし、天才はその矛盾を解決すべく、新しい物理学の体系を作り上げました。
もし彼が矛と盾を売っていたら、一体どんな売り口上を披露してくれたのでしょうか。
それでは、また他の記事でお会いしましょう。
余談ですが・・・
みなさんは「急がば回れ」という言葉をご存知ですよね。
「真っすぐ行けば早いのに、遠回りのほうがいいなんて矛盾してない?」とか、
「近道は危ないとか言うけど、実際みんな近道行ってんじゃん!」なんて思いませんか?
でも、身近な例でも急がば回ったほうがいいケースは多々あります。
例えば、一夜漬けで試験に挑むより計画的に勉強して前日はしっかり寝たほうがいい点取れませんか?
好きだからっていきなり告白するより、仲良くなってからのほうがイケそうな気しません?
「急いては事を仕損じる」とも言いますし、何事も余裕を持って取り掛かりたいですね。
仲良くなりすぎて「友達としか思えない」パターンもあるから気をつけろ!
以上、最後までお付き合いいただき有難うございました。
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