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どーもどーも、しょうたんです。
本記事ではことわざを英語で言うとこんな感じ、というのを紹介します。
日本だけでなく、ことわざにはその国々の国民性や文化、習慣が密接に関わっています。
なので、言いたいことは同じでも全然違うたとえをしていたりします。
そういった違いを楽しみながら、ことわざの意味も学んでもらえたら一石二鳥ですね♪
目先を変えてみると覚えやすいかもしれないね!
それでは、Let’s enjoy!!
ことわざを英語で言うと?「あ」①
悪事千里を走る・・・悪い行いや評判は、どんなに隠してもすぐに広まる。
Bad news travels fast.(悪い知らせはすぐ広まる)
悪銭身に付かず・・・不正に得た金銭は、結局手元に残らない。
Easy come, easy go.(簡単に入るものは簡単に出ていく)
明日は明日の風が吹く・・・未来の事は予測しにくく、悩んでもしょうがない。
Tomorrow is another day.(明日は別の日→希望を捨てるな、という前向きな意味で使う)
明日の百より今日の五十・・・明日得られるかもしれない物より、今日確実に手に入る方がよい。
A bird in the hand is worth two in the bush.(手の中の1羽は藪の中の2羽分の価値がある)
頭隠して尻隠さず・・・悪事や欠点の一部を隠して、全体を隠したと思い込む愚かさのこと。
To bury one’s head in the sand like an ostrich.(ダチョウのように砂の中に頭を埋める)
悪貨は良貨を駆逐する・・・質の悪いものが質の良いものを追いやる、追放すること
Bad money drives out good(money). →グレシャムの法則と呼ばれる。
ことわざを英語で言うと?「あ」②
あばたもえくぼ・・・人を好きになると、欠点や醜い部分も長所として美しく見える。
Love is blind.(恋は盲目)【=恋は盲目】
虻蜂取らず・・・二つの物を同時に得ようとしたり、同時に行おうとしてどちらも失敗すること。
Between two stools you fall to the ground.(二つの椅子の間で地面に落ちる)
雨降って地固まる・・・物事がもめたりごたごたした後は、以前よりも良い状態になる。
A broken bone is the stronger when it is well set.(折れた骨はうまく接げば前より丈夫になる)
嵐の前の静けさ・・・大騒動などが起こる前の、それを予感させるような不気味で平穏な状態。
The calm before the storm. → After the calm comes the storm.とも言う。
慌てる乞食は貰いが少ない・・・急いで取り掛かると、かえって失敗したり逆効果になること。
Haste makes waste.(慌てると無駄が多くなる)【=急がば回れ】
案ずるより産むが易し・・・躊躇するより勢いで行動に移すと、案外簡単にできる事もある。
It is easier to do something than to worry about it.(やってみると思ったより簡単な事もある)
日本語の方が、短く簡潔にまとまってるような気がするね!
まとめ
今回の記事では「あ」から始まることわざの英語表現について紹介しました。
他にもいい表現を見つけたら、どんどん追加していきたいと思っています。
それでは、また他の記事でお会いしましょう。
余談ですが・・・
英語のことわざの特徴の一つとして、頭韻(とういん)がよく使われます。
頭韻とは、言葉の意味をより強調し印象付けるために、同じ頭文字の言葉を使うことです。
先ほど紹介した「明日の百より今日の五十」を見てみましょう。
A bird in the hand is worth two in the bush.
他にも「塵も積もれば山となる」だとこんな感じです。
Many a little makes a mickle.(沢山の「少し」は「大量」を形成する)
同じ語頭音を使うと響きやリズムが良くなって、覚えやすいと思いませんか?
ちょっとした工夫やユーモアが、後世まで語られる理由の一つかもしれませんね。
多分みんなが思い浮かべる韻は脚韻(きゃくいん)のほうだYO!
以上、最後までお付き合いいただき有難うございました。
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